社会は化学だった

型にハマらない課外授業

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授業での学習や、学生同士の交流からだけでは得られない学びがあります。本学園は、地元神田の土地柄を活かし、地域交流に注力しています。課外活動を通じて、人と企業と社会と親交を深め、多くの気づきや発見と出会って欲しいと思います。

学生にとって企業との繋がり、社会人との交流から得られるものは、知識やマナーだけではありません。同時に企業、社会人にとって、学生とはただの未熟な存在でもありません。企業はインスピレーションを与え、学生はフレッシュで個性的な発想をする。それはまさしく化学反応のように、学生と企業が融合して産まれたアイデアの卵とも言えます。

地域コミュニティの繋がり、出会いに感謝し、より良い関係性を築きながら、ここ神田の街をともに育んでいきたいと願っています。

ジェントルマン講座THE APPEAL OF BOYS’ SCHOOLS

正則学園は生徒の学力向上のみならず、社会に出た後も一人の人間として立派に振る舞えるよう、人間力の向上にも重きを置いています。

ジェントルマン講座はその一環であり、老若男女問わず他者とのコミュニケーションにおける第一印象の大切さを理解し、学業だけでは得られない教養や品格を身につけた、いち人格者としての成長を目的としています。

株式会社マンダムを招いての身だしなみ講座では、整髪と整肌による印象の変化を体感する上で、自身の新たな魅力の発見や自己表現の楽しさを学び、株式会社オーラルケアの口内ケア講座では、口腔内環境がもたらす清潔感の重要性を知るとともに、綺麗な白い歯が自身の笑顔をより一層輝かせることなどの多くの気づきにも繋がりました。

本質を理解する課外学習。

人は自分を映す鏡であり、一人では気づけない見落としがちな身だしなみを生徒同士で確認し合いながら共に学ぶ機会は、学生ならではの貴重な体験です。
自身の注意力や管理能力を高めれば、自然と他者への気遣い、心配りが身につきます。

今は小さなリトルジェントルマンであっても、こうした積み重ねの体験、培われた知識、根付いた意識が、いつか立派な人格を形成する礎となると私たちは信じています。

PupaTHE APPEAL OF BOYS’ SCHOOLS

実社会で活かせる、学びの起業体験。

ITテクノロジーの進化に伴い、地域企業や住民の方々との連係意識が希薄になりつつある昨今、神田は大企業が多い都心にありながら、昔からの商店や住民も多く、人との繋がりの濃いローカルな面も持ち合わせています。その地域性を活かし、地元企業や住民とのコミュニケーションを図り、実社会で活かせる学びとして起業体験の機会を設けました。それが「Pupa」です。

「Pupa(ピューパ)」の意味は蛹(さなぎ)。一部の昆虫が成虫の前にとる形態です。
生徒一人ひとりが自分自身の枠組みを規定して蛹となることで、これから孵化して成長してほしいという思いが込められています。

近隣の企業に携わる方々からお話を伺い、専門家のレクチャーの元で社会を体感し、日常の勉強とは違う「実践」を積みながら苦難を乗り越え、成功へと進む力を身につけること。

生徒が主導的立場となり、継続的に地域に繋がりや価値を生み出すPupa。
移り変わり激しい現代社会に適応できる人材育成において、地域と連携した教育プログラムの実践は大きな成果が期待できると、本学園は考えます。

SDGsTHE APPEAL OF BOYS’ SCHOOLS

「SDGs」(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)への取り組みを通して、自らが持続的な視点で地球の未来を見据え、誰も置き去りにしない(Nobody left behind)世界の実現に向け、何ができるのかを考え、課題解決に向けて行動に移すことのできる生徒の育成を目指します。

本学園はSDGs実現に向け、地域、社会、企業、団体との連携に注力し「授業+α」の様々な教育プログラムを取り入れています。

授業+αの教育プログラム。

住友商事屋上芋緑化計画、アイシティecoプロジェクトへの参加などを経て企業との連携を築き、また神田祭や神田小川町雪だるまフェアなどへの参加で地域住民との親睦を深めたりと、ローカルコミュニティを大切に育んでいます。

また地域の枠を超えて、WFP国連世界食糧計画日本事務所への訪問、こども国連環境会議推進協会のSDGs特別授業の実施などを行い、よりSDGsに対する意識の向上を目指した特別活動も行なっています。