MISSION学園の理念

学園からのご挨拶

高等学校という存在に対して、中学生の諸君はどんなイメージを持っていますか。

私が諸君と同じ中学生だった頃は「高校生はとても大人びていて、本当の大人(成人)みたいだなあ」というのが率直な感想でした。しかして、その実態は……

私が中学生の頃に高校生に対して持ったイメージは、あながち間違ったものではありませんでした。まず高校生になると、求められるもののレベルが中学生の頃と比べて、ひときわ高くなります。学習に対して、クラブや同好会活動に対して、友人との関係性において、そして学校生活全般に対して、あらゆる点で高いレベルでの結実が求められます。

さらに諸君は、確固たる一人の学徒(学問を探求しようとする者の意)として認識されます。本来ならば進学する義務のない高等学校へ入学してくるわけですから、相応の意識と覚悟が必要になります。

とは言うものの、決してそれらは実現困難なものではなく、ひるむ必要はまったくありません。そうしたものは、教育課程やクラブ・同好会活動、そして日常生活の中で自然と養われていくものです。

正則学園高等学校で3年間を過ごした者は、誰もが充実した学園生活を通して、様々な経験をし、知識技術を習得し、卒業する頃には気が付けば、一人の立派なリトルジェントルマンに成長しているのです。

さあ、諸君も正則学園高等学校で未来の自分の姿を夢見ながら、ワクワク、ドキドキの旅に出発だ!

正則学園高等学校校長
齋藤 裕

建学の精神

建学の精神(正義人道)

本校は創立以来、常に師弟一体となって礼儀正しく正義を愛し、人道を重んじ、明朗誠実で情操豊かな人間像を目標として切磋琢磨し、学園をひとつの家と思い、互いに陰日向なくむつみ親しみ、勇気のある誠実な人生の育成を目的とする。

教育目標

楽しく有意義な
学園生活

毎日の学園生活の中で、仲間と共に学ぶ楽しさ、喜びを知る。

規律ある
学園生活

体験、体感を通じて、社会規範の礎を身につける。

夢を叶える
学園生活

卒業後の進路選択と決定に向けて、具体的計画を立てる。

教育理念

正則学園高等学校の教育理念。それは、「今しか体験できないことを吸収して色づく、一人ひとりの個性輝く十人十色。たくさんの色と出会い、可能性と向き合い、今を未来を自分の色に染め上げること」

本学園は、高校進学を大学、専門学校、就職など将来的な進路に向けた単なる足がかりとしてではなく、現在の自分と未来の自分の間にかかる“十人十色の虹の架け橋”であってほしいと思っています。

希望や夢を抱き胸を張って歩む道は、雨上がりにかかる虹のように、晴れやかで美しいものです。

『 今を愉しみ、今進化する。生まれる前は無であったのだ』(校祖 齋藤秀三郎先生の言葉より)

「何も無い」から始めて大いに結構。自分には無いものを「自分にしか無いもの」に変えること。無色から、自分色の虹色へ。高等学校時代とは、色んな自分探しの旅だと考えます。

ここ正則学園高等学校が、十人十色に輝く生徒一人ひとりにとっての新たな出発点であり、また母なる港であってほしいと切に願うばかりです。