新たな環境で、一からスタートを切る新入生。地元も違えば、流行り言葉も違う。趣味も違えば、遊び方も違う。小さな異文化交流に、戸惑うこともあるかもしれません。
けれど、それはみな同じこと。違いを恐れることなく、違いこそ愉しめばいい。友達作りに、正攻法もルールもありません。小さなことは気にしない。分からなければ聞けばいい。なにはなくとも肩組んで笑い合えば、みな仲間。
毎日、明日が待ち遠しくなるくらい、今日を学びに遊びに全力で楽しんでください。ずっと長く付き合っていける仲間達と、最高の学園生活を過ごせることを心より願っています。
高校3年間は多感な思春期。異性の目が気になって、自分を良く見せようと背伸びしたり。自分の好きなことを我慢して、誰かに好かれようと頑張ってみたり。
しかし、思春期は同時に成長期でもあります。3年間という掛け替えのない高等学校生活で、何を思い、どう過ごすか。
気取らず、気負わず、自由気ままに。男子校には、そんな開放的な雰囲気があります。自分の好きと真正面から向き合って、胸を張って好きだと語れること。正直な気持ちも、素直な思いも受け止め合える仲間がたくさんいます。
男子校の魅力。それはなんといっても、長く付き合える男の仲間が見つかることです。本音で語って、本気で言い合える無二の仲間。弱音も弱味もさらけ出して、笑い飛ばし合える仲間と過ごす3年間は、きっと一生の宝物になるはずです。
正則学園高等学校は、生徒一人ひとりの個性を大切に考えています。得意もあれば、不得意もある。好きも嫌いも長所も短所も、全部ひっくるめて貴方の個性です。
みんな同じじゃつまらない。違うからこそ面白い。「前へならえ」では十人十色の個性は輝きません。
生徒一人ひとりが自分色を探し、好きを伸ばして、少しずつ嫌いを克服していく。その成長過程に寄り添って、全力で応援する教員がいること。それが、正則学園高等学校の一番の魅力です。
本学園は教員と生徒との距離が近く、休み時間には、先輩と後輩のような間柄で会話が弾むこともあれば、教員と生徒の垣根を超えて、一緒にゲームをして遊んだりすることもあります。
授業が終わって休み時間となれば、年齢も役職も関係なく男同志で語り合う。時には父親のように。時には仲間のように。正則学園高等学校のアットホームな校風は、生徒と教員が作り上げてきた財産です。
本学園には、紫紺祭(文化祭)や体育祭などを始め、生徒が一丸となって取り組める行事がたくさんあります。
クラス、学年の枠を越え、一つのチームとして共に課題に取り組み協力して目標を達成することで、仲間としての意識が芽生え、心の繋がりが深まります。
また、さらなるチームビルディングの一環として、2021年度からは、入学式の翌日より新入生オリエンテーション合宿を行っています。
クラスメイトより先に、まずはチームメイトになること。
成功体験を共にし、同じ釜の飯を食べ、一緒の風呂に入り、川の字で寝て夜を明かす。
翌朝には、昨日までの不安は消え、朝日のように晴れやかな1日を迎えることでしょう。
仲間との最初の思い出作りを目一杯楽しんでください。