
小嶋徹議
校長、花いけ男子部顧問高校という新しい世界に飛び込んでくる生徒たちに「ワクワク・度胸・向き合う」を感じようと伝えています。結果が全てかもしれませんが、そこに至るまでの過程も大切だというのが正則学園です。結果を恐れず何度でもチャレンジする逞しさを培ってください。遊びも学びも全力でやり抜く高校時代を過ごしましょう!
正則学園で学び育み、自分色に染め上げた3年間。揺るがぬ想いを胸に、描いた目標へと突き進んだ先輩たち。十人十色あれば十人十道。自らが選んだ道の先は果たして……。
こちらは本学園卒業生へのインタビューページです。まだまだ長い道のりの途中。それでも志し高く胸を張って進む先駆者たちの言葉は清々しく、顔つきは晴々しいものでした。自らが歩む道と選んだ理由、また男子校の魅力や本学園への想いなど、高等学校生活3年間を振り返りながら答えて貰いました。これから進路を決める在校生、自分探しをする新入生へのメッセージにも熱意が込められています。
今の目標は、大学卒業後すぐに活躍できるようなスキルを身につけることです。自分の個性を活かしながら、企業、社会に貢献できると嬉しいですね。また、将来的には起業したいとも思っています。英語が好きなので、グローバルに活躍できる仕事がしたいですね。起業という目標を志したのは、あるCEOの方の人生に対するスピーチを聞いたことがきっかけです。この方の人生に対する考え方に共感し、自分もこんな人になりたい!と思い、将来は起業してグローバルに活躍したいというビジョンを持つようになりました。大きな目標ですが、必ずやり切って成功します!
「継続力」ですね。高校入学前までは、最後までやり遂げるという部分が自分に足りていなかったけど、先生方がその大切さを教えてくれたので、在学中に意識して行動することで習得することができました。やり遂げるという意識が、大学受験では大いに発揮されましたね。地道に努力を重ねること。自主的に行動すること。この2つを心がけたことで、必ず合格するという自信に繋がったと思います。大学合格ということも大きな結果ですが、大学受験そのものが自分を大きく成長させてくれました。
イベントはどれも楽しいですが、紫紺祭(文化祭)は特に楽しいですね!普段から男だけでの生活なので、文化祭で女の子が来るのはドキドキしますが、話しかけたくても皆、緊張して話せなかったり。(笑)とにかく色んな人が学校の魅力に触れに来てくれることが嬉しいですね。生徒も先生も一丸となって取り組む、お祭りみたいな感じで毎年楽しいです!
みんな仲が良くアットホームな学校です。同性同士なので自由に素直にコミュニケーションを取っています。それゆえに時にはぶつかり合うこともありますが、表面上の関係ではなく、深い信頼関係を構築しているからこそです。先生とも意見の違いはあれど、同様にお互いが向き合って深い関係になろうという意識があってのことなので、最終的には生徒も先生も関係なく、みんな仲間のような繋がりを感じます。そんなアットホームな雰囲気が正則学園にはありますね。
何かに全力で取り組んだことがない人にこそ、正則学園に来て欲しいです。男子校ということもあって、周りの目を気にせず自分の好きなことに打ち込めるし、それを一緒になって楽しんでくれる、応援してくれる仲間がたくさん出来ます!安心して熱中できる環境があると、自分の好きなことがどんどん成長していきます。楽しく成長できる学校。それが正則学園だと思います。なにかに熱くなりたい人は是非、正則学園で青春を謳歌してください。
大学卒業までに米国公認会計士の資格を取得し、グローバルに活躍できる道を目指しています。国際系の学部へ進学し、英語に多く触れている中でより専門的なスキルを身に付けたいと思うようになりました。元々、英語が苦手だった自分が国際系の学部に進学し、今こうして自ら進んで勉強しているのは不思議ですね(笑)。
高校に入学する前は、何においてもやる前に諦めてしまうような性分でしたが、高校の3年間を通して、最後まで諦めずにやり通すことができる自分に変わることができたと思います。苦手意識を克服することは確かに難しいことですが、ふとしたきっかけで興味を持つようになったり、積み重ねていくことで次第に好きに変わったりするものだと感じました。興味を持ってからの授業はすごく楽しかったですね。
英語+専門知識は今後社会に出て行く中で必要なことだと感じていますし、今では好きな英語だからこそ、資格取得に向けて卒業まで継続して勉強を頑張りたいです。
一つ挙げるとしたら部活動ですね!
ビッグバンド部に入って仲間と一緒に過ごした3年間は大切な思い出ですし、また継続して頑張ったことで、いろいろな面が鍛えられたと思います。諦めがちだった自分から諦めの悪い自分に変われたのも、きっと仲間との団結であったり、助け合い励まし合えたことがとても影響しているように思います。
一人では味わえない達成感もあって、目標に向かって継続して努力することの大切さ、楽しさを知りました。部活動での3年間は自分のかけがえのない財産です。
男だけの環境の中で3年間を送るということは、自分の人生の中で正則学園で過ごした3年間だけだと思います。
同性同士なので全員の距離感が近く、周りの目をそこまで気にしなくてよかったので、自分の好きなことに対して躊躇なく打ち込むことができたと思います。
ストレス無く過ごせる環境も魅力だと思いますが、やっぱり1番の魅力は友達ですね!辛い時も楽しい時もなんでも相談できる、かけがえのない友達を作ることができました。クラスメイトだけでなく、たくさんの人と絆を深められたと思います。
今でも月に一度は高校時代の友達と集まったりするので、一生の友達と呼べる素晴らしい仲間に出会えたと思います。勉強や部活動を頑張れたのも仲間がいてくれたから。諦めがちな自分からやり切る自分に変われたのも、仲間のおかげだと思います。
正則学園は、実は先生も魅力的です(笑)。
生徒に負けないくらい、行事にも部活動にも授業にも何に対しても全力で、先生のおかげでみんなが一致団結して、どんなイベントに対しても楽しく打ち込むことが出来ました!生徒と一緒にバカやってくれて、一緒に笑い合える先生がいる学校は他には無いと思います!
勉強も部活も頑張って、気の合う仲間と一緒にワイワイやって過ごしたい人は是非、正則学園に来てください。
現在は株式会社ヤマシタという、福祉用具レンタルと、ホテルや病院のリネンサプライの会社で働いております。介護用のAIサービスを行い、主に高齢者の方の歩行分析や口腔状態の分析の営業を行っております。具体的には、スマートフォンを使ってご利用者様の歩行姿を撮影し、AIで骨格の推定を行って現在の歩行状態の分析と改善点を探すデジタルサービスをご紹介しています。介護事業所の売り上げ改善をはじめ、これからの介護業界が長続きしていくような仕組み作りに携われることが魅力ですね。
高校時代は文系でしたしAIのことは全く分からなかったのですが、福祉業界を選んだきっかけは、大学で社会学部・社会福祉学科に進んだことです。進学のきっかけは私が高校3年生の時に父が大病で倒れまして、今も麻痺が残る状態なんですが、いずれは自分も親の介護に関わるようになるんだと気づき、それが大きな転機になりました。
当時から視野が広いと言われることがあり、周りをよく見れるのですぐに行動に移すことができる方だと思います。今の仕事は営業だけでなくチームメンバーのマネジメントをすることが多いので、仕事が上手くいかない、成績が伸び悩んでいる同僚の相談に乗ることも多いです。
私はこれからも介護業界でAIと仕組みを使って、介護される人もする人も、豊かな生活を送れるような高齢化社会を、今の会社で実現したいと思っています。
介護業界で働く人に、ご高齢者様のケアにこそ時間をかけてほしい、その時間を大事にしてほしいという想いがあります。ケアを行う以外の時間や手間暇をAIサービスを駆使して解決し、介護をする人がご高齢者様のケアだけに集中できる社会を作っていきたいです。
私は正則学園に来て、悩んでいる時期も思い通りにいかない時もたくさんありましたけど、そんな時、梨本先生や飯田先生をはじめ、先生方に支えてもらって人生を変えてもらったと思っているので、今度は自分が社会に出て、困っている人たちの人生を変えられるような仕事がしたいと思っています。
正則学園を選んだ理由は、飯田先生が私の中学校に熱心に野球を見に来てくれて、「一緒に野球をやろう」と誘ってくださったことですね。また、正則学園の野球部練習に参加体験したことがありまして、当時の監督であった梨本先生とお話しさせていただいて、「この人の下で野球がしたい」と思ったことも大きな理由です。飯田先生が見る目が正しかったか分からないですけど(笑)。結果的にキャプテンまで務めることができたので良かったと思います。
あと実際に入って良かったと感じるのは、部活動を通じて友人ができたことですね。今、卒業して9年になるんですけど、今でも毎月、毎週のように当時の友人たちと遊んだり出かけたりしています。部活動では上手くチームをまとめることの難しさを学びましたし、キャプテンとして思うような成果を出せなかった時のことは今でも悔いが残っています。けれど、それでも今こうして野球部の仲間たちと変わらず笑って会えるのは嬉しいですね。3年間毎日、良い時も悪い時も一緒に過ごしてきたので、本当に一生の仲間になれたと思います。
正則学園は男子校なので、周りの目を気にせずに普段の生活ができることも魅力ですし、先生方が親身になって私たちと向き合ってくれるので、日々の悩みであったりとか、日々の勉強の指導だとか、先生が近い距離で見ていてくれることもありがたいですね。
一番印象に残っているのは、高校時代で一番辛い思い出になります。最後の夏の大会で負けてしまった瞬間。あの時のことは今でも忘れられないです。
高校時代は甲子園に行くということを目標にずっと野球をやっていました。周りの方にも期待していただいていたのですが、願いは叶いませんでした。最後の試合は本当に悔いが残る結果でしたし、負けてしまったことは今でも夢に出てきます。きっと今後も含めて人生で一番悔しかった思い出ですね。それでも仲間とともに一緒に戦った結果。だから辛いけれど大切な思い出としてずっと抱えていきたいと思います。
あとこれは余談ですが、高校卒業から4年後、悔しい思いと野球を好きな気持ちを忘れられず、当時の仲間と後輩を誘って草野球チームを立ち上げたのですが、草野球の全国大会決勝まで進み、甲子園球場で試合をして見事に優勝を果たすことができました。高校時代の『一緒に甲子園に行く』という目標を、時を経て別の形ではあっても、当時の仲間たちと一緒に成し遂げられたこともまた一生の思い出になりました。仲間と一緒に経験した辛いこと、楽しいこと、その全てが自分を強くしてくれたと思います。
在校生に向けて。私は正則学園に3年間通って楽しいこともたくさん経験しました。それでもやり直せるならやり直したいという悔しい思い出もあります。けれどそういう全てをひっくるめて、みなさんには毎日悔いのないように、精一杯楽しく学園生活を過ごして欲しいです。
新入生(スポーツクラス志望者)に向けて。3年間部活に打ち込める環境は整っているので、悔いのないよう毎日を大事に生活して欲しいと思います。男子校の結束力というのは、スポーツにおいて大きな力を発揮する場面が必ず訪れます。今、男子校の環境を不安に感じている方であっても、正則学園であれば間違いなくスポーツに取り組めると思いますので、是非ここで有意義な3年間を過ごしてください。
今、実家の自動車整備会社に勤めています。自営業です。僭越ながら次期社長です(笑)。やっぱり商売が好きで、やるのであれば自分でやりたかったんです。事業内容としては自動車の車検整備、点検整備、販売、リース社の点検車両、板金、コーティング、車にまつわることは全て関わらせていただいています。入社してから若い内は整備全般を行っていましたが、30歳を超えたあたりから経営者として身につけるべきものをということで、お客様の対応やフロント、また営業や集客いわゆるマーケティングですね、自分の業務範囲の幅を徐々に広げています。
仕事で気をつけていることで言えば、人は自分の専門外のものを他人に任せるということをすごく心配するものです。任せる相手がどういう人なのか、どういう実績があるのかという信用性がないと不安だと思うので、今は会社でInstagramでの情報発信またGoogle掲載などをして、少しでも安心してもらえるような取り組みをしています。特にGoogleは1ヶ月で1000回近く閲覧されているので、しっかり情報を載せるようにしていますね。YouTubeチャンネルについては話は出ているんですが、まだ恥ずかしい気持ちが勝っちゃってますね(笑)。いずれ検討します(笑)。
やっぱりお礼を言われるのが嬉しいですね!
「小高さんに任せて良かった」と言われるのがなによりも嬉しいです。自分は元々、大学を卒業した後に営業会社に入ったんですよ。頭がいい人に自分が勝てるとしたら営業しかないと思って入りました(笑)。会社での営業成績は良かったんですけど、ずっとどこかで実家の会社のことが気になっていた中で父親が体調を崩しまして、その時にやっぱり自分が家業を継ごうっていう想いが強くなりましたね。やっぱり商売なので、なにをやるにも自分が責任者であるということ。それが難しいところでもあり魅力でもあると思います。
人当たりの良さは昔から定評があって、元々コミュニケーションは得意でしたし人を見る目にも自信があります。会社で培った営業の実績もありましたし、今の自分なら家業を継いでも力になれる、力になりたいという情熱がありましたね。気を使いすぎると人との距離は縮まらない。まぁこれは人によりますし一長一短なのかもしれませんが、自分は少し砕けたフランクなコミュニケーションをとって人との関係を築いています。お客様の対応でも同じ、信頼を得るには人と人としての距離感が大切だと思いますね。
仕事に関しては、自分がいなくても会社が動くような仕組み、組織を作りたいなって思っています。それが会社なので。僕がいなければ、社長がいなければという組織だと僕は続かないと思うので。10年かかるかもしれませんが、それを諦めるつもりはないですね。そのためには育てること。先生方はよくお分かりだと思うんですけど、自分が知っていること分かっていることを他人に教えるのって凄く難しいんですよね。これからの未来に向けて働きやすい環境作りをしながら、会社に業界に希望を持ってもらうことを伝えていく。まずはそれが大切だと思います。変化のある業界だからこそ。
一年経ったら新しい車が出る時代です。携帯と一緒ですよね、一年経ったら古い機種なんで。車は多種多様で構造も違いますし、燃料も違いますし、乗り手も違います。さらに今後、少子化によって乗り手が少なくなる未来が約束されている中で、どう対応していくかでいうと『海外進出』だと思います。
ただ海外で販売する人って、商品送っちゃえばなんでもいいって人がいるんですよ。正則学園の『正義人道』という言葉にあやかってでは無いですが、僕らはそういうかっこ悪いことはしない。儲かりゃいいって考えは無いです。「商品の向こうに人がいる」って思って、人としてかっこ悪いことはしない。その先が海外であっても受け取った人に満足してもらいたい。そういう仕事がしたいですね。先生方から知らないうちに学んでたのかもですね、そういう正義感(笑)。
中学時代はお調子者だったので、正直なところあまり学校を選べる立場ではなかったのですが、当時の体育の先生が「正則学園ならちゃんと面倒見てくれるぞ!」って紹介してくれたんですね。おかげさまで後悔なく人生過ごせています(笑)。
高校時代はやっぱり多感な時期なので、先生のことを厳しく感じたり煩わしさなんかも感じることはあったんですけど、今思い返してみるとみんないい先生なんです。当時煩わしく感じていたものは、面倒見の良さだったんですよね。今思えば本当にありがたかったです。なにをするにしても注意してもらえるのはありがたいと思います。言うべきことは言ってくれる。お調子者だったからこそ余計に響きました(笑)。
僕はもう卒業して20年近く経っているんですけど、いろんな先生が覚えていてくれているんですよね。やっぱりそれって、そこまで先生が生徒たちに目を向けてくれてたってことなので。僕が思う正則学園学園の魅力は『面倒見の良さ』ですね。
あと自分にとって得た大切なものは、やっぱり友達ですね。男子校であるからこそ結束力が高まるんですよね。卒業して20年以上経っても高校時代の友達とはずっと続いていますし、今でも定期的に会っています。しかもそこに先生方も呼んで一緒に集まれるんですよ。そういう高校はあまり無いんじゃないかと思います。正則学園だからこそある繋がりの強さですね。
在校生へのメッセージは、今はただただ学校に行ってテスト受けてっていう目標が無い毎日を過ごしているかもしれないけど、別に焦らなくて良いよって言いたいですね。高校生の頃は特に目標がなくとも毎日頑張るを続ける。そうすればいつか目標ができた時に、必ずその土台が出来ているのでいつでも動き出せる。だからまずは毎日、先生方の元で面倒見てもらいながら『とりあえず頑張る』を頑張ってもらいたいですね。
新入生に向けては、相談会などあると思いますから先生方と一度話してみて欲しいですね。正則学園の良いところはやっぱり先生なので。話してみて「あっ、この先生いいな」とか、「この先生に面倒見てもらいたいな」とか思えば、それが正解だと思います。見学会に来るなら、校舎を見るよりも先生を見てください。もしも入学してから上手くスタートが切れなかったとしても、必ず卒業した時に後悔しないと思います。心配しなくても友達はすぐ出来ますし、学ぶことも多いですし、先生方も温かく見守ってくれます。正則学園の3年間を楽しんでください。
高校という新しい世界に飛び込んでくる生徒たちに「ワクワク・度胸・向き合う」を感じようと伝えています。結果が全てかもしれませんが、そこに至るまでの過程も大切だというのが正則学園です。結果を恐れず何度でもチャレンジする逞しさを培ってください。遊びも学びも全力でやり抜く高校時代を過ごしましょう!
正則学園では、皆さんの目標を実現するためのサポートを大切にしています。私自身も当時の先生方には熱心に指導してもらい、志望校に合格することができました。高校生活は長いようで短いです。授業や部活、イベントを通じて自分の可能性を探り、有意義な3年間にしてください。
高校3年間、男子だけで本音を言い合い、語り合い、チャレンジを繰り返して得た沢山の経験から、目標に向かって困難を乗り越える勇気と自信を身につけることができました。そして仲間との結束力。共に歩み育んだ男の友情は一生涯の宝物です。君達も正則学園でかけがえのない友を作ってください。
「正則健児諸君、おはよう」私が朝礼等で生徒に最初にかける言葉です。私は「正則健児」という言葉に何度も助けられました。苦しい時辛い時、心の中で「俺は正則健児だから大丈夫!」と呪文のように繰り返すと、不思議と元気が湧き出てきます。正則健児諸君!今を楽しめ!今日を頑張れ!
「人生を楽しく生きる為に学ぶ」その基本を学べる場所が正則学園です。本校では、勉強、スポーツ、地域交流等、様々な学びが用意されています。一つの枠組みに囚われる事なく、ゆっくり自分のペースで時間をかけて、自らが理想とする将来像を作って下さい。